心落ち着く本

鬱の本 こういう本を探していました。 活躍している人を気持ちよく応援できる人には無用な本です。 といって、妬みのコメントや態度を表明できる人にも無用な本だと思います。 明るい話や前向きな本では眠れない人に、ひょっとしたらスッとくる本かもしれま…

元気の出る哲学書

『モテる技術』 デイビット・コープランド なんというストレートなタイトル 職場の図書館でバカにしながら手に取ったら、とても面白くて読み込んでしまった。 内容はその名の通り、「女性にモテる技術」であります。 女性にはおススメしません。(笑) いや…

「~と考えた」でだいぶ変わる

NHKテキスト 「はじめてのマインドフルネス」 自分の中で思考が整理つかなくなり、 焦りと不安、何を頑張ればいいのかよくわからない。 などなど考えて眠れなくなった。 そんな時に何か読むものはないかと、自分の本棚を探す。 これは座禅に興味を持った時に…

ネタ集めに持ってこい

『自分では気づかないココロの盲点』池谷裕二 著 問題 陸軍士官学校の生徒に志望動機を聞きました。 10年後に出世していたのはどちらの理由を挙げた人でしょうか。 ①技能や素養を身につけ将来は将校になって国のために貢献したい。 ②軍隊そのものが楽しそう…

やさしい本

中島らも エッセイコレクション 知っている人は知っている「中島らも」 その有名な経歴はあえてここには書かないけども、人生の落差を味わっているからこその味というか。 優しさに溢れているといいますか・・・ 頭が悪いからワルなんじゃない、むしろ考えす…

言葉の天才

「最後に勝つ負け方を知っておけ。」アントニオ猪木 青春文庫 この本は1990年に出た本の再編集&文庫化したものです。 猪木さんが47歳の時に書かれたものだそうです。 アントニオ猪木に関して言えば、プロレス好きだったワタシにとっても世代的にはもう峠を…

納得のアドバイス

なにか睡眠導入的な気楽な本を・・・ なんて思いながら本屋で見つけた一冊。 『ゆるく考えよう』 著者 ちきりん 文庫ぎんが堂 気楽に生きるセラピー的な自己啓発本を想像していたのだけど、 あくまで私自身の感想でいくと、 「おっ、自分の人生はダメだこり…

出し続けるのが難しい

『結果を出し続けるために』羽生善治 11年前に購入した本 失敗して凹んだ後に読むと、「あ~染みる」 ミスした時の心得 ミスした時の5つの対応法 ①まず一呼吸おく ②現在に集中する ③優劣の判断を冷静に行うこと ④能力を発揮する機会だととらえること ⑤すべて…

楽しく読める

言語学バーリ・トゥード 著者 川添愛 東京大学出版 勉強する気もおきないし、何か気楽に読める本を・・・ と思って本屋を巡っていたら、哲学書やら学術書の棚のところに、完全に浮いている装いの本が正面を向いて置いてある。(これはタダの扱いではないこと…

こんな返しがしてみたい

中島らもの特選明るい悩み相談室 (集英社文庫) とある超進学校の一人の優秀な高校生が取り上げられいた新聞記事の中で「どんな本を読んでいるか?」という質問に対してこの人の名前があがっていて知ったのがこの「中島らも」 この人がやっていた新聞コーナ…

不要不急と言われている時だからこそ

「働くためのコミュニケーション力」 山田ズーニー 著 ちくま文庫 コミュニケーション力が重要と言われて悩む人が多い なぜ私の話は聞いてもらえないのか? などなど この人の著書は色々あるので、 表現方法に工夫をしてみたいという方はちょっと興味を持っ…

言われてみれば

瀧本哲史著 この方が出ていた番組を見たことがあったので、興味があったのですが、もう亡くなってしまっていたのですね。 この本の内容はとても読みやすく面白いもので、学生さんに伝えたい要素が沢山つまっていました。 これから開業しようとしている人や、…

若いうちに読むといいかと

調理場という戦場 (斉須政雄 幻冬舎) 早く結果を出したくなる気持ちをグッと抑えて、 じっくり腕を鍛えることを教えてくれる本。 これを勧められて読んだのが20年前。 とあるプロのトレーニングジムの講習会を受けていたとき、 そのジムでは、トレーナーに…

私が寝る前に読む本

有吉弘行著 「お前なんかもう死んでいる」 この本はもうどれだけ読んだか(笑) ニヤリとできる本でありながら、 けっこう重要なことを言っている気がする。 こんな風にアドバイスできたら、聞いてもらえるような気がする。 読みやすいです。 男子学生には教…

さみしい思いをさせているからか

ある時期、一世を風靡した投資家さんの本 「なんだ?投資でも始めるのか?」 と思われるかもしれませんがそうではなく(いや、ちょっとそうかな?笑) テレビ番組でこの企画の様子をやっていて面白かったので買ってみました。 お金の機能 こういう簡単そうに…

走りたくなる一冊

私は、実は小説を読まないタイプなのですが・・・ 名のある人のエッセーを読むのはけっこう好きでして。 「仕事論」といいますか・・・ そういう意味でこの本は、とっても元気をもらいました。 この作家さんが超有名であることはもちろん知っておりますが・…

勇気の一冊

『誤解されない人間など、 毒にも薬にもならない。 そういう人は、 何か人間の条件に於いて、欠けているものがある人だ』 勇気をもらう。 この他にも、人についての考察がずらり読み応えあり。 この人のオリジナルな著作に立ち向かう勇気はなく、 ダイジェス…

20年前にもらったサイン

とある本に書いてもらったサイン あの頃の熱い気持ちが思い出される。 石井直方先生の名著 この本はトレーニング関係者にとっちゃ、 絶対に手元に置いておきたい一冊 読みやすいしわかりやすい。 私はトレーニングの授業をやっているが、 この本を読んだから…

薄いが熱い一冊

職業としての学問 マックス・ウェーバー 著 岩波文庫 この本は、私が大学院生のころに、 気難しいことで有名な教授から「これを読め」とおススメしてもらった本である。 ちなみにこの教授は「本は自分で買え」という主義でありました。 ちなみにこの本は300…

表現することで救われることを教えてくれる

「伝わる・揺さぶる!文章を書く」 山田ズーニー著 タイトルからすると文章を書くためのハウツー本のようだが、 それも確かに学べるがコミュニケーションの勉強になるというか、 特に、教員をはじめとした大人がサービスしてくれる期間を過ぎた年齢の人は読…

アイディアの出し方が満載

思考の整理学 外山滋比古 ちくま文庫 とりあえずカバンに入れておきたい一冊 いまだに売れ続けているという・・・ 時代がデジタルだのAIだのとなればなるほどに、 人と人が知識を共有しあう、アイディアの取り扱いの価値が上がっているのではないか。 ちなみ…

野球人なら読んでおいたら楽しい本

ベースボールと日本野球 佐山 和夫 著 中公新書 この本は、アメリカ野球と日本野球の成り立ちの歴史を紹介しながら、 日本野球がなぜこのような形態になっているのかを解説してくれている。 野球人の居酒屋トークを楽しんでいる人は、 これを読んでおくと話…

励まされる本

ルネッサンス でお馴染みの芸人さんのエッセイ 私は高校時代に、 全国屈指の有名野球部の芸人をしていた。 その意味でも、泣き笑いであった。 私は、主に「あいうえお」を感情込めて言う。 という、一発ネタをかましたら、 ウケてしまい、 そりゃもう先輩の…

風に訊け

前のネタの著者の人生相談本です。 ちょっとひねった感じの回答が、好きな人にはたまりません。笑笑 嫌いな人には嫌いかも 笑笑 プロレスの考察 虚の中に実があり、実の中に虚がある。 本当か嘘か そんな単純で判断できないこと沢山あります。 プロレスには…

教養講座

知的な痴的な教養講座 開高健 集英社 私は、この著者を釣りの人として知った。 私の少年時代に、釣りの特番で、 アラスカにオヒョウ(ヒラメのバケモノみたいなやつ)を釣りに行ったり、 イトウ(マスのデカイの)を釣りに行くのを食い入るように見ていた。 そし…

指揮者の世界は面白い

指揮者の仕事 朝比奈隆の交響楽談 実業之日本社 この一冊は私にとって指揮者の勉強をするきっかけとなった本である。 私を知る人は「あれ?あなたって音楽なんてやってました?」 と思うであろうが、そりゃそうだ。 私は音楽は聴くのは好きだが楽器類は授業…

強烈な一冊

立花隆 東大講義 人間の現在① 脳を鍛える 新潮社 この本は私が24歳くらいの時に買った本である。 大学院生のころだったか・・ 東大で行われた講義の内容で、講義のように話す形になっているので読みやすかったし刺激になった。(といって勉強するようになっ…

続けられるのが才能というけれど

自分の中で、「これだ!」という本を読んだときって 「誰かに話したくてウズウズする」のですが、 その喜びを伝えるためには、自分の状況から説明する必要がある。 なぜなら、たいていは自分の中に何かのいきさつなり思いがあって 本を見つけて読み始めて面…