鬱の本
こういう本を探していました。
活躍している人を気持ちよく応援できる人には無用な本です。
といって、妬みのコメントや態度を表明できる人にも無用な本だと思います。
明るい話や前向きな本では眠れない人に、ひょっとしたらスッとくる本かもしれません。
私はスッと来ました。
「頑張れ系」「意識高い系」とは反対の本です。
「こんなこと考えちゃいけないのではないか、大谷翔平を気持ちよく応援できない自分の人間性が悪いのではないか?」
などと自分を責めがちな人には、ハマる話があるように思います。
自分を理解してもらえているような気持ちになれます。
おそらく表には出てこない本です。というよりこの本を喜んでいる人は、この本が表に出てくることを望まないと思います。
こういう本が出たということ自体が救いになりました。
私はおかげで久しぶりに眠ることができました。
私のお守りになりそうな本です。