アイディアの出し方が満載

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思考の整理学  外山滋比古 ちくま文庫

とりあえずカバンに入れておきたい一冊

 

いまだに売れ続けているという・・・

 

時代がデジタルだのAIだのとなればなるほどに、

人と人が知識を共有しあう、アイディアの取り扱いの価値が上がっているのではないか。

 

ちなみに、私のそばに来た学生におススメの一冊といえばまずはコレをすすめている。

 

本屋なんかだと、

帯には『東大・京大で一番読まれている本!』というコピーが書いてある。

 

文章はとても読みやすく、語りかけるように書いてくれている。

 

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すぐに教えるのはダメだという・・・反省

これを読むと、かつて野球部は

「1年生は球拾いでボールも触らせてもらえない」

ということには、理屈があることが分かる。

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私はこれを読んでいたおかげで助かったことがかなりある。

感情的になって書いたブログは多い。

 

しかし、すぐに投稿することはなく、いちど別のファイルにコピーして落ち着くようにしている。

 

そして、

『アノヤロ~』なんて思いながら書いた文章を投稿したつもりになって、

その後、自分がどんな気持ちになるのか?

 

を想像してみるというのが私のやり方である。

 

気が小さい私は間違いなくその投稿をしたあとで、気になって仕方がなくなる。

そのストレスを想像しただけで、ゾッとして投稿をやめる力になる。

 

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同業者でクリエイティブな話をするのは難しい?

トレーナーが集まっても創造的な話で盛り上がることはまずないのはこの理屈である。

 

話がどんどん盛り上がっていく快感を知っている人と知らない人がいる。

 

それにはどうやら技法がいるようだ・・・

 

同じ業種だと、どうしても遠慮や警戒心が発生してしまい楽しい話にはなりにくい。

 

肌感覚で感じていたことであったが、やはりそうなのかと腑に落ちた話でありました。

 

また、「アイディアはどのように扱うか?誰と話をするか?」

 

 

いろいろ面白いと思ってます。

 

 

学生にすすめて買わせたけど、

特に言ってこないところを見るとこりゃ読んでないな(笑)

 

なぜわかるか?

 

読んでいたら話をしたくなる内容だからです(笑)