出し続けるのが難しい

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『結果を出し続けるために』羽生善治

11年前に購入した本

 

失敗して凹んだ後に読むと、「あ~染みる」

 

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ミスした時の心得

 

 

ミスした時の5つの対応法

①まず一呼吸おく

②現在に集中する

③優劣の判断を冷静に行うこと

④能力を発揮する機会だととらえること

⑤すべてに完璧さを求めないこと。自分の可能性を広げるチャンスだととらえること

 

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悩んだ挙句に最後に思いついた案には要注意!

 

これは競輪やっていて散々経験した・・・

 

仕事にもつながる

 

 

 

 

 

楽しく読める

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言語学バーリ・トゥード 著者 川添愛 東京大学出版

 

勉強する気もおきないし、何か気楽に読める本を・・・

 

と思って本屋を巡っていたら、哲学書やら学術書の棚のところに、完全に浮いている装いの本が正面を向いて置いてある。(これはタダの扱いではないことは感じることができた)

 

序文と、一つ目のネタで即購入。値段は1700円プラス税ということで少々高めであるけども、間違いなく面白いことは分かった。

 

専門的なことは分からないが、本のデザインや文字の種類やら配置やら文字数やら行数やら、『一般人向けに読みやすい形式』になっているのだと思われる。

 

非常に読みやすい。

 

さらには、ネタがプロレスを例題にすることが多いのと、私と著者の年代が近いこともあってか、わかりやすいたとえ話で気楽に読める上に、言語の面白さを感じることができた。

 

上島さんの「押すなよ」の解釈をAIができるか?という例題を使って、

「意味」と「意図」のズレに対する考察は、これを使って早速誰かに話をしてみたいと思わせるものだった。

 

それ以外に、「自虐」をする人に対しての考察は、私自身が自虐が多いタイプなので、反省もしたし、新しい発見も沢山あった。

 

最初、この著者は男性だと思って読んでいたら女性だった!

 

 

気楽に読めて、かつ知的好奇心を刺激される本をお求めの方にはもってこいである。

 

東京大学出版というところも、くすぐるところではないでしょうか。

 

 

 

 

こんな返しがしてみたい

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中島らもの特選明るい悩み相談室 (集英社文庫

 

 

とある超進学校の一人の優秀な高校生が取り上げられいた新聞記事の中で「どんな本を読んでいるか?」という質問に対してこの人の名前があがっていて知ったのがこの「中島らも

 

この人がやっていた新聞コーナーをまとめたもの。

 

質問する方も、人生の真面目な話というよりも、

「この質問に対して、どう答えてくるか?」を楽しみにしている攻防であって、クソ真面目に当たり前のことを答えても全く面白くない。

 

ワタシも仕事柄、学生からの質問に対応することがあるけども、できれば気の利いた回答をしてみたいと思っている。

 

 

沢山の回答例があるのだけど、その中で私が「これは使ってみたい」と思ったもの。

 

質問

「僕の目の前を歩いていた女性のスカートが風にあおられて舞い上がりました。女性は振り返り、僕をにらみつけました。僕は何か悪いことをしたのでしょうか。この場合、どうすればよかったのでしょうか?」

 

という問いに対して。

 

こういう時の正式な作法は次の通りです。

まず軽くポンと手を打って

「いやあ、眼福・ガンプク」といいます。

 

次に

「命の洗濯、目の保養。おかげさまで寿命が1年は延びました」

最後の決め手は

「こんなことなら眼鏡をかけとくんだった」

 

 

 

 

 

 

 

 

不要不急と言われている時だからこそ

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「働くためのコミュニケーション力」 山田ズーニー 著 ちくま文庫

 

コミュニケーション力が重要と言われて悩む人が多い

 

なぜ私の話は聞いてもらえないのか?

 

などなど

 

この人の著書は色々あるので、

表現方法に工夫をしてみたいという方はちょっと興味を持ってみるといいかと。

 

やれている人は無意識にやっていることなので、

他の人から

「なぜできるのですか?」

と言われても、答えられるとは限らない要素が沢山ある。

 

そんな部分を言語化してくれていると思って私は読んでいる。

 

「あ~そういえばいいのか」と。

 

私は、関西医療大学という大学で教員として学生さんと接している。

 

そんな中でコミュニケーションに関してアドバイスすることも多いのだが、

 

「用のない時に顔を出すことの重要性」

を説明しているつもりなのだが、なかなかうまく伝わらない。

 

「用が無いのにうかがっては失礼ではないか?」

 

という気持ちもよくわかる。

 

とはいえ、私が若い時代に上司の先生から可愛がってもらい、

様々な有益な話を聞かせてもらえたのはなぜかと説明しようと思うと

「用のない時におしゃべりしていたから」となってしまうので、

 

それをどう説明していいやら?

 

と思っていたら、この本に書いてあった。

 

こういえばいいのだなと(笑)

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必要なコミュニケーションしかとらないの「必要」ってなんだ?

 

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いわれてみれば、「必要な時」って問題が起きたときのことかよ(笑)

 

そうなりゃ、会話はいつもつまらない話ばかりですものね。

 

となると、「こいつが来たときは問題のある時ばっかりだな」

 

となって相手もいやですものね。

 

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こんなことも書いてあります。

 

 

興味がありましたら、どうぞ。

 

必要な人にとっては安い買い物だと思います。

 

「不要不急」がキーワードになる時代だからこそ、

逆に重要な要素かもしれないなと。

 

学生さんへ

 

これが分かって仕事したら、楽しいよ。

 

 

 

 

 

言われてみれば

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瀧本哲史著 

この方が出ていた番組を見たことがあったので、興味があったのですが、もう亡くなってしまっていたのですね。

 

この本の内容はとても読みやすく面白いもので、学生さんに伝えたい要素が沢山つまっていました。

 

これから開業しようとしている人や、今の世の中を変えたいと思っている人にもいいんじゃないかな?と思います。

 

特に、若いうちに読んでおくと、学生生活も変わってくるのではないかと。

 

パラダイムシフトとは「世代交代」のことである。

 

とは、言われてみればそりゃそうだと納得であった。

 

例えに出てきた、

天動説→地動説

法律の世界の「行為無価値」と「結果無価値」の話も納得できた。

 

これを知っておいたら、若い人が何かをやろうとしたら、

いま、何をすべきか?が見えてくるのではないかな?

 

「多様な仲間」、「弱いつながり」「ショボい場所から始める」

 

けっこうおすすめです。

 

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もう一つの本もおすすめです

 

 

 

 

 

 

若いうちに読むといいかと

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調理場という戦場 (斉須政雄 幻冬舎

 

早く結果を出したくなる気持ちをグッと抑えて、

じっくり腕を鍛えることを教えてくれる本。

 

 

これを勧められて読んだのが20年前。

 

とあるプロのトレーニングジムの講習会を受けていたとき、

そのジムでは、トレーナーには哲学が必要ということで、

毎月行われる定期講習会の前半は、人生哲学に関する講義であった。

 

その中で話題になった本。

 

 

まだあるのかな?

と本屋で見たら、増刷が重ねられて、

今では読み継がれるべき本として、むしろ豪華な帯がついて販売されていた。

 

 

久しぶりに読み返すと、新しい発見がまたあるのが本を読む面白さ。

 

自分の力で道を歩きたいと思う学生におすすめ。

 

 

私が寝る前に読む本

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有吉弘行著 「お前なんかもう死んでいる」

この本はもうどれだけ読んだか(笑)

 

ニヤリとできる本でありながら、

けっこう重要なことを言っている気がする。

こんな風にアドバイスできたら、聞いてもらえるような気がする。

 

読みやすいです。

 

男子学生には教科書に指定したい(笑)

 

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確かに、

ギャンブルで一発逆転できる運があるなら、

そもそも追い込まれていない。

 

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そりゃそうだ

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無礼講は要注意

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これを伝えたい人は沢山いるが、

自分の口では言いにくいから、この本をプレゼントするか~(笑)

 

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これだな(笑)

 

 

 

 

ユーモアがたっぷりながら、

励ましてもらえるというか、

勉強になるというか、

考え方が整理されるというか・・・

 

おすすめです。

 

 

以下は私に一番ひびいたもの

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後輩を可愛がってやめられちゃうとショックなんですよね~

これを言ってもらえるだけでも救われます。

 

 

その点、先輩はやめない・・・たしかに(笑)